みちのく通信

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「おら おらで ひとり いぐも」

岩手県遠野市出身の若竹さんが芥川賞受賞!

 

 

東北を代表する、仙台市河北新報のオンラインでも!

 

著者の若竹さんは、今は首都圏に住んでいるようですが、出身は岩手県遠野市

私は行ったことがありませんが、岩手の内陸部の町のようです。

遠野物語」などでも有名なところですね。

若竹さんは年齢は63歳とのことです。

受賞作の主人公は74歳のおひとりさま女性(ご主人に先立たれたという設定)

若竹さん自身も御主人先立たれたとか・・・

私小説的な作品かとおもいます。

おら おらで ひとり いぐも」

生粋の東北人の私が訳してみますが、

「私は 私で ひとりで 生きていく・・・」

こうした意味ではないかとおもいます。

おら」は、東北では、男女関係なく、女性でも男性でも言いますね。

「おら」を使う場面では、

(主に私のふるさとの秋田での言い回しに限定しますが)

「おらだば・・・」→私だったらこう考える

「おらだば・・・」→私が住んでいるところでは・・・

「おらがだ、だば・・・・・・」→私たちの間ではこう考える 

単数形 複数形 いろいろで 応用表現もいろいろ。さらに、秋田では「」という言葉もあります。

「わ」の意味は、自分をさす言葉だったりします。

私が推察するに「わ」は「我(われ)」から来た言葉かとおもいます。

「おら」という言葉は、東北ではひろくつかわれているかと思いますが、仙台などの都市部ではあまり使われなくなってきており、主に高齢のかたが使う言葉になってきています。

東北弁とひとくくりでいうけれども、同じ東北といっても各県によっては、その東北弁の

イントネーションや言い回し、意味など微妙にちがう言葉も多くあります。

昨年の9月に仙台のストリートジャズフェスティバルに行ったときに、東北弁でJAZZを歌っている人がいました。そのときのJAZZを思い出しました。

とても味わい深い歌でした・・・

 

tatukohime.hatenadiary.jp

 

 

 

 

それにしても岩手県はすごいですね、石川啄木や、宮沢賢治などの多くの文学者を輩出されてます。

東日本大震災のあとには「震災文学」という分野も生まれたようですね。

 

 

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今回の受賞作についてですが、

日本も高齢化社会になってきており、文学のあいだでもそうした分野の開拓が進んできて、共感をもつ人も多くなってきているのではないでしょうか。