みちのく通信

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今回の秋田への帰省で平和も考えました。

先日の秋田への帰省の際には、秋田県の県北地方へドライブしました。

秋田の県北地方は、鉱山が多く、昔は鉄鉱石、鉛、銅などいろいろとれたようです。

今回は通りすがりでしたけれど。

 

秋田県大館市の花岡には昔「花岡鉱山」がありました。

戦時中、多くの中国人が強制労働させられ、それに耐えかねた中国人労働者たちが、蜂起し、900人以上の犠牲者がでてそのおよそ半数以上が死亡というむごたらしい事件があったことを思い出しました。

詳しくはネットで検索してみてください。

秋田にいたころ、テレビのニュースで裁判がどうのこうのとか、慰霊祭を行ったとかいうニュースは聞いていたので、知っていました。

でも、あまり詳しくは知りませんでした。

日本も戦争の被害者であると同時に、加害国でもあるということ。

それにはっとさせられました。

 

 

 

 

野添さんは秋田県の出身です。

今年の4月に亡くなったようです。確か80歳台でした。

ノンフィクション作家として、花岡事件に関わった人々に丹念に取材を重ねていったそうです。

むごたらしい事件だったので、人々の口は重かったようです。

戦争体験者の親戚のおじいちゃんやおばあちゃんはよく

「日本って中国に対してもひどいことをしてきたんだよ・・」

とポツリと語っただけで、あまり多くのことを話そうとはしなかったことを思い出します。

ドイツの、ナチスの怖さ、恐ろしさをテレビや映画でやってますが、日本国内でもこうしたことが横行していたことを夏の終戦記念日のころでも、あまり日本国内では報道されませんね。

(あ、世界的には9月2日が終戦記念日になります。

戦艦ミズーリ号の上で終戦の契約書にサインした日が9月2日。

8月15日は昭和天皇玉音放送が流れた日なので、日本はここでも敗戦から目をそらしていると語る識者もいます)

中国大陸での旧日本軍の731部隊のことは昨年のNHKでもやってましたが、これもむごい、残虐な事件です。

日本国内でもこうした残虐なことがあったことに

知らない日本人も多いと思います。

あまりに残虐なので、目をそらしたい気持ちもわかりますけど・・・

あらためて、平和や人権というものの大切さがわかります。

毎年、大館市花岡事件の犠牲者への慰霊祭が開かれているようです。

花岡事件があったのは6月30日とのこと。

そして二度とこうした悲惨なことが起こらないように、語りつぐ人々もいます。

こうした悲惨な事件にふたをしたい気持ちもありますが、日本人として、辛くとも向き合わないといけないのだと思います。

 

731部隊もそうですが、日本人はどこか中国人や朝鮮人に対して差別意識をずっと持っているのではないかと思います。

だから、むごたらしいことができたんだと思います。

日本はアジアではいち早く近代化し、工業立国となり、アジアで飛びぬけて先進国になり欧米列強と肩を並べ、経済大国となった日本。

だからアジアの諸外国よりも優越感があるのだと思います。

私自身も正直言って、そんな気持ちが心のどこかにあります。

ですが、昨今の世界情勢、とりわけ中国の経済成長には目を見張るものがあります。

また韓国の平昌オリンピックの開会式、閉会式ではエレクトロニクス技術を生かした素晴らしい演出でした。

 

今、朝鮮半島が非核化に向けて動いています。

世界がダイナミックにかわっていっているときに、狭い国で、他国の悪口を言っている場合ではないと思います。

同じアジアの国に住むものとして、

「アジア人同士戦わず」

平和は大事です。本当に・・・・